アノスミア わたしが嗅覚を失ってからとり戻すまでの物語

本書は交通事故でアノスミア(嗅覚脱失)の障害を負った著者の闘病記です。嗅覚で感じる”におい”は、味覚、恋愛、記憶、精神状態など様々な事柄と深く関係していることが分かっています。それにも関わらず、嗅覚に関して解明されてないことは多くあるそうです。この本を読んで、普段どれほど嗅覚に頼って生活しているかを思い知りました。普段、何不自由なく過ごしているからこそ気づけない大切なことをたくさん教えてくれた作品です。

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西部戦線異状なし

第一次世界大戦における、若いドイツ兵士たちの友情と死を描いた戦争文学の傑作。顔の見えない敵と、理由も分からず戦うなかで、一人一人と戦友が亡くなっていく。この小説のタイトルの持つアイロニーは、最後のページで明らかになるが、その意味を知ると、とても遣り切れない気持ちになる。本当に戦争はイカン!

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墨攻

中国戦国時代。趙の大軍に呑み込まれようとする梁の小城に、たった一人で救援に来た墨者・革離。彼は厳しい規則により住民たちを統率し、守備戦略を伝授する。強兵と化した住民達は、敵の猛攻を跳ね返す。孤軍奮闘する革離は梁の民を救えるか。

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幸村去影

戦国時代の総決算・大坂の陣に、決死の覚悟で大坂方に参戦した真田幸村。大坂城の堀の外側に真田丸という出城を築き、徳川方の兵を散々に打ち負かす。しかし戦いは一時和睦となり、家康の謀略により大坂城は、濠が埋められ丸裸にされてしまう。再度開戦となった大坂の陣で、敗戦すると知りながらも最期の最期まで諦めずに闘った幸村。その熱い生き様に心打たれました。

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冬の鷹

 本書では、無名藩医たちがほとんど独力でオランダ語の翻訳に挑み、「解体新書」を完成させた苦闘物語を、翻訳事業の中心人物だった前野良沢に重心を置いて描いている。良沢ともう一人の訳者である杉田玄白とが、性格・「解体新書」翻訳の目的・その後の人生など全てにおいて対照的なのが興味深かったが、どちらも近代医学の礎を築いた人物であることに間違いはないだろう。

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