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不思議の国のアリス |
| 岩波書店 B93キ | |
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ルイス・キャロル 作 脇 明子 訳 |
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| アリスは、白うさぎを追いかけて穴(あな)の中にとびこみます。落ちた先には、小さなドアと、「ワタシヲノンデ」と書かれたびんがあります。思いきってそれを飲んでみると、体が小さくなってしまいました。アリスのふしぎな冒険(ぼうけん)がはじまります。 |
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まほうのスープ |
| 岩波書店 94エ | |
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ミヒャエル・エンデ 文 ティーノ 絵 ささき たづこ 訳 |
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| むかし、ふたつの王国があり、それぞれ王子様とお姫(ひめ)さまがうまれました。お祝(いわ)いのパーティーにわるい魔女(まじょ)がやってきて、かたほうの国にはスプーンを、もうかたほうの国にはスープのなべをおくりました。このスプーンとなべには魔法(まほう)の力がありましたが、ふたついっしょでなければなりません。 |
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月の光を飲んだ少女 |
| 評論社 93ハ | |
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ケリー・バーンヒル 著 佐藤 見果夢 訳 |
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この町では、一年にひとり、赤ん坊(ぼう)を魔女(まじょ)のいけにえに出す。本当は、悪い魔女などいない。人々を支配(しはい)するのに都合のいい、しきたりなのだ。 その年も、魔女・ザンは、赤ん坊を拾い上げ、ほかの町の人間に渡(わた)そうとしていた。ところが、赤ん坊は、満月(まんげつ)の光を飲み、魔法(まほう)の力を持ってしまう。 |